いつもさくら通信をお読みいただきありがとうございます。
今回は今年の夏休みに開催する「条幅特別レッスン」についてご紹介いたします。
ぜひご一読ください。
大きく書くことで、見る目が育つ
今年もJA書道コンクールに向けた「条幅作品」の特別レッスンを開催いたします。
条幅とは、縦約136cm、横約35cmの大きな紙に書く作品です。
小学校中学年のお子様の身長ほどもある紙に、大筆で大きく文字を書きます。
普段の半紙では見えないものが、見えてくる
普段の半紙練習では一文字が10cm程度ですが、条幅作品では一文字が25cmほどにもなります。
すると、日頃は見えにくかった
- 文字のバランス
- 線の力強さ、鋭さ
- 筆の流れ
- 姿勢や呼吸
- 集中力
これらすべてが、そのまま作品に表れます。
線の傾き、漢字の組み立ての上下左右のバランス、文字によるカーブの違い、文字の大小による美しい配置。
自分の文字が大きく迫ってきて「これで良いかな?」「もっと美しく書けるよ」「バランスはどうだろう」と問いかけてきます。
だからこそ、お子様は自分の字を深く見る力を育てることができるのです。
『名人伝』に学ぶ、”見る力”の大切さ
講師の師匠から紹介された小説『名人伝』(作:中島敦)に、こんな話があります。
弓の名人を目指す主人公は、小さな虫を毎日見続ける修行をします。
すると最後には、その虫が馬ほどにも大きく見えるようになり、ほんのわずかな動きまで見抜ける力を得ます。
そして虫の目さえも射抜くことができるようになる、という物語です。
※保護者の皆様も高校生の頃、同じ作家の『山月記』を国語の授業で読まれたかもしれませんね。
書道もこれと同じです。大きな作品を書くことで、文字の形や空間、筆の動きを大きく捉える力が育ち、普段の半紙作品でも、以前より深く見えるようになっていくのです。
条幅作品がもたらす成長
大きな紙に向かう勇気。
「よし、書くぞ」という集中力。
失敗を恐れず、身体全体を使って書く解放感。
これらは、普段の小さな練習だけでは得にくい体験です。
条幅作品への挑戦は、お子様にとって集中力、勢い、線の流れなど、多くの力を育てる大変良い経験になります。
当教室の特別レッスンの特徴
✅ 一人ひとりの名前入り直筆手本を作成
✅ 机と椅子を使った書きやすい環境(正座ではありません)
✅ 1コース3名までの少人数制による丁寧な指導
✅ 書く姿勢、紙の扱い方から丁寧に指導
作品の出品について
完成した作品は
- JA書道コンクール(学校の夏休み応募作品として)
- 西日本学生書道展
に出品できます。
普段より一段大きな世界に挑戦することで、お子様が新しい発見を得る夏になればと願っております。
ぜひ多くの生徒さんに挑戦していただければと思います😊